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教わり下手だって

ときどき、自分はなんて教わり下手なのだろう~と
思うことがあります。

でもこれに気がついたのは結構最近のこと。

最初に気がついたのは、高校で数学がなんとなくわかったときです。
中学までは数学が大の苦手で、
家庭教師をしてくれていたいとこに、
「(こんなに教えてるのに)なんでわかんないのかがわかんない」
という究極の台詞を言わせるくらいに、
「わからないもの」だったのですが、
高校に入って、自分で勉強するようになってから、
「あ、数学ちょっとわかるかも」と思える瞬間があり、
それからは、あんまり苦手ではなくなりました。(得意ではないけど)

家庭科もそう。
数学の次に苦手だった家庭科。
どうやっても、ミシンの下糸が出せないし、
すぐに間違えるからリッパーを持ってる方が長いくらいだったし、
編み物は、友達に付きっ切りで教えてもらって半泣きになりながら
ようやくガーター編みだけを覚えました・・・。(それももう忘れたけど)

けれども今は、チクチクと針と糸を使って、
手縫いで毎晩のように作品を作っています。
もう8年も。

要は、自分から、自分がしたいと思って行動するか、
というところにかかっているんだと思います。
無理やりではやっぱり駄目なんです。
ある意味、嫌なことはしない、っていうことでもあるので、
根性ナシの駄目なやつだなぁと自分でも思うのだけど、
それで凹んでも仕方のないことだから、
それなら、自分ができる、自分しかできない、
自分がやりたいと思ったことは、
とことんやってやろう!ということになるわけです。

そうすれば、
自分がやりたいと思っていることなのに、
なかなか上手にできないことがあっても、
どうにかして工夫したり勉強したり、
無意識に努力しようとします。

何事もまずそこから始まるんだろうなぁ。

*本日の写真*
ごくごく初期作品。
まだミシンで作っていました。
頭の直線縫いが泣ける(笑)
でもこれはこれでよし。

*洋服は友人のやまともさんが作ってくれていました。
これがまたすんばらしい出来なんです。
教わり下手だって_a0094042_1351470.jpg

by wbs-nagahana | 2008-11-07 01:48